緑内障とは？

緑内障は、40代になると起こりやすくなる目の病気です。眼圧が上昇したことで視神経の障害が発生することが原因とされています。症状としては、視界の一部が曇っているように見えるといった現象で、曇りが次第に広がっていて最後は失明してしまうという、とても怖い病気なのです。自覚症状に乏しいため、緑内障に気が付いたときにはすでに症状がかなり進行しているケースが多いといわれています。緑内障は、現代の医学で完治は望めず治すことはできませんが、進行を抑えることは可能です。定期的に検診を受け、早期発見をしてすぐに治療を行いましょう。

緑内障対策に良いとされる漢方成分3つ

漢方には用いることで緑内障の進行が抑えられる、といわれている成分があります。今回は、緑内障対策に良いといわれている漢方成分を3つ紹介します。

ツルレンゲ

滋養強壮や老化の抑制に用いられる漢方として、古くから使われています。最近になってツルレンゲに含まれる成分に、血流改善の酵素のはたらきかける作用が発見され、注目を集めています。

出典：緑内障になったら読むサイト

ツルレンゲエキスは視神経細胞にダメージを与える要因を抑える働きがあるといわれているため、目の病気にはよく用いられる漢方成分です。

マリーゴールド

マリーゴールドに含まれるルテインはカロテノイドの一種のキサントフィル類で、多くの緑黄色野菜に含まれ、ヒトの目の網膜や黄班部にも存在しています。抗酸化作用があり、加齢黄斑変性症や、視力強化、白内障等の対策に利用されています。フロリダ国際大学のリチャード・ボーン教授らが、加齢黄斑変性症患者の網膜内のルテイン並びにゼアキサンチン濃度は健常者よりも低値であると学会で発表したことから、注目を浴びるようになりました。

出典：漢方の葵堂薬局

花として楽しむイメージがあるマリーゴールドですが、実は漢方の成分としても親しまれてきました。見た目も美しく、効能もあるという万能な花といえるでしょう。

石決明（セッケツメイ）

石決明はいわゆるアワビのことを指し、アワビは肝臓に効果的と言われています。肝臓と目は関係ないように思われますが、実は肝臓は目に大きく関わる部分と言われているため、肝臓を良くすることで目にも良い影響を与えてくれるでしょう。
出典：漢方薬を服用して緑内障の進行にストップ！目の健康を守る方法

アワビを粉末にすると石決明と呼ばれます。目の病気の1つである緑内障にも効果が期待できるでしょう。

東洋医学で緑内障の進行を抑えよう

東洋医学の病気の治療薬は、漢方です。目の病気の治療や進行抑制に役立つ成分を含んだ漢方薬が多く販売・処方されています。ほとんどの漢方薬が様々な成分をまとめて配合したものなので、緑内障への治療薬として使用する場合は、目の病気に対して効果が期待できる漢方薬を選びましょう。

緑内障対策におすすめの漢方成分を紹介！